2017年9月30日土曜日

小出裕章:「私は喜んで非国民になろうと思う」

安倍政権の北朝鮮の脅威を強調し、対話をぜず、圧力をかけ続けることを国策にすることに対して、小出さんはそれは厳しく批判する主張を展開されています。原子力の専門家としての適切なご意見だと思います。多くの人が共鳴されています。
   朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核をどう見るかー小出裕章
   

オリンピックをだしにして福島の悲劇を放置する国の政策を批判する者を「非国民」とするとのであれば、「私は喜んで非国民になろうと思う」とまで書かれている小出さんの文書を読みました。皆さんにご紹介します。   崔 勝久

       小出裕章:「私は喜んで非国民になろうと思う」
       「東日本大震災から6年ー無法と棄民の国」
         (9条連ニュース9月27日 No.273より)

国は、一度は避難した人々に対して曲がりなりにも行ってきた住宅支援を打ち切り、汚染地に帰還せざるを得ない状況に被害者たちを追い込んでいる。多くの日本人は忘れさせられているが、原子力緊急事態宣言は、今もまだ解除されていない。
(参考までに:「マスコミは何も言わないけれど、今は「原子力緊急事態宣言発令中」なんです。安倍さんが解除宣言できない理由とは?」(「お役立ち情報の杜)http://useful-info.com/
(中略)
結局、この日本という国は今後百年たっても原子力緊急時代宣言下にあり続ける。
それほどの被害を出しながら、加害者である東京電力も国も誰一人として責任を取らず、処罰もされていない。彼らは、どんな悲惨な被害をだしても処罰されないことを事故の教訓として学び、、今は止まっている原発を再稼働させ、海外に輸出するという。
彼らは、今後ますますマスコミと教育を使い、人々から福島事故に悲劇を忘れさせようとする。彼らは人々をオリンピックに誘導し、オリンピックに反対する者は非国民と言われるようになるだろう。
しかし、フクシマの悲劇を放置したままオリンピックが大切であるというのであれば、私は喜んで非国民になろうと思う。




1 件のコメント:

  1.  小出さんの勇気ある発言に共感し、元気づけられます。

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