2014年12月6日土曜日

「弁護団による崔勝久事務局長の訴訟代理人辞任に対する 抗議と撤回の申し入れ」の公開

原発メーカー訴訟の会の弁護団が、この訴訟を提起し、世界から原告を4000人集め、原発メーカー訴訟の会の会の事務局長である私を原告から追放すべく、私の代理人を辞任する声明文を発表しました。その理由も虚偽に基づいています。「弁護団による崔勝久事務局長の訴訟代理人辞任に対する抗議と撤回の申し入れ」を公開します。
2014年12月6日
 原発メーカー訴訟弁護団
  共同代表 弁護士 河合弘之 様
  共同代表 弁護士 島 昭宏 様
       弁護士 各 位
                  原発メーカー訴訟の会
                 会長 渡辺信夫
                 事務局長 崔 勝久
                 原告・サポーター 末尾に記載
  
弁護団による崔勝久事務局長の訴訟代理人辞任に対する
抗議と撤回の申し入れ

      
 2014年12月4日付け「崔勝久氏に関する弁護団声明」により、原発メーカー訴訟弁護団の崔勝久訴訟の会事務局長の代理人辞任が、当訴訟の会ホームページで発表されました。まず、当訴訟の会に何ら通知することなく、ホームページ管理者の了解を得ることもなく、ホームページに声明を貼り付けた行為に対し強く抗議し、直ちに削除することを要求します。
 崔事務局長は、この原発メーカーの製造者責任を問う初めての訴訟を立ち上げ、島昭宏弁護士に訴訟代理人を依頼し、世界39の国・地域から約4,000名が原告に名を連ねるこの大訴訟を実現した最大の功労者です。弁護団声明は、今日の弁護団と訴訟の会の関係の混乱が、弁護士法、弁護士職務基本規程等に基づく代理人と依頼者の本来の関係を逸脱した、島弁護士の訴訟の会への不当な介入に大きな原因があるにもかかわらず、この訴訟を担う中心の役割を果たしている崔事務局長に対し、一方的かつ事実経過を歪曲した辞任理由を列挙し、一特定原告を原告団から追放する代理人全員の辞任という恥ずべき行動を取られました。原告のうち3,871名とサポーター106名、計3,977名の会員を擁する当訴訟の会は、弁護団に対し強く抗議し、崔事務局長の代理人辞任を必ず撤回されるよう求めます。
 また、2014年11月22日付で、弁護団に対し混乱の収束に向けての協議を申し入れたにもかかわらず話し合いに応じることなく、更に2014年11月28日付け弁護団からの通知書に対し、当訴訟の会から12月1日付で、弁護団要求の4項目について判断するため、質問と申し入れを行っているにもかかわらず、回答されることなく崔事務局長の辞任を発表したことに対しても極めて遺憾に思います。
 しかも、12月3日の東京地裁民事24部での訴訟打ち合わせの場において、石栗裁判長より、弁護団に対し原告と話し合い、弁護団による崔事務局長の代理人辞任、復代理人制移行問題など混乱した状態を解消することがなければ、公判期日の指定もできないと、強く求められたにもかかわらず、弁護団はその翌日に崔事務局長の代理人辞任を発表されたことに、強い戸惑いと憤りを感ぜざるを得ません。
 当訴訟の会は、弁護団が崔事務局長の代理人辞任を撤回し、12月3日時点に事態を戻すことを提案します。また11月22日付で、世界の原発、核をなくす人々の思いをこの訴訟の場で実現していくため、弁護団、訴訟の会双方の問題を出し合い、率直に意見交換し、この混乱した関係を正常化し、弁護団と訴訟の会の協力体制を強固なものにすることを、当訴訟の会は弁護団に申し入れております。この申し入れの思いは、今も変わりはありません。弁護団におかれても、虚心にこれらの提案、申し入れを検討され、文書のやり取りでない話し合いの場につかれることを切にお願いいたします。話し合いの実現のため、準備段階の協議が必要な場合は早急に応じる用意があることも付言いたします。
 以上、当訴訟の会の思いを率直に申し上げました。誠意あるお答えを12月8日までにいただきますようお願い申し上げます。
原告(87名)
   氏名は略

 サポーター(4名)
   氏名は略

                     (2014126日正午時点受付分)

以下、弁護団生声明を参照ください。ただしこれは、訴訟の会のHPに事務局の許可なく不当に掲載されたものです。HPには事務局の弁護団への要望書は一切掲載されないという異常な事態になっています。事務局は現在、その対応を急いでいることをお知らせします。

崔勝久氏に関する弁護団声明 12/4/2014
http://maker-sosho.main.jp/news/1782/

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