2014年4月24日木曜日

台湾の林義雄さんの死を賭した、第四原発建設停止を求めるハンストに敬意を表し、連帯の挨拶をメッセージします。



OCHLOS(オクロス)通信

台湾で第四原発反対の断食をする林義男(著名な民主活動家、元民進党主席、72歳)に敬意と連帯のメッセージを送ります。賛同する方はお名前を書いてFBかメールをください(che.kawasaki@gmail.com)。

林さんはGEが入札し日本の日立・東芝・三菱重工が着工した第四原発の建設停止を求めて無期限の断食に入ったそうです。国民党の馬総統が見舞いに行ったということからしても、無視できない影響力があるということなのでしょう。台湾長老教会の教会で断食をしているそうです。

何と林さんは、1980年、何者かに母親と双子の娘を惨殺されたとのことです。この命をかけた勇気ある闘いに敬意を表さざるをえません。

そしてその第四原発は日本の原発メーカーが建設したものであるならば、日本に住む私たちは、その日立・東芝・三菱重工に対して撤退を求める運動を日本で起こし、林さんの断食闘争に連帯しなければならないと強く思います。

この断食闘争によって台湾の原発を巡る局面は大きく変わるものと思われます。まず、国民投票をめぐって、政権与党の国民党が設けたハードルは高く、
その内容も姑息です。投票者の半数以上の賛成が必要です。この条件をめぐって国会内で議論が進み、国民投票の条件が緩和し、原発廃止の運動が勝てる可能性が高まるかもしれません。林義雄さんの命を賭けたアピールです。


2013年3月9日土曜日

深刻な事態になっています。台湾の反原発運動の現状に関するレポートです

http://oklos-che.blogspot.jp/2013/03/blog-post_9.html
以下、メッセージの内容(草案):

日本の新聞で林義雄さんが第四原発の建設停止を求めて無期限の断食に入ったというニュースを知りました。ご家族の御不幸があったにもかかわらず、信念を曲げず一貫して反原発の運動をされている林義雄さんに心からの敬意を表します。

私たち日本に住む者は、第四原発がGEの入札の下、日立・東芝・三菱重工が建設したものであることを知っています。3・11以前にも台湾から日本の原発輸出反対の運動提起がありながら十分な運動ができず、また3・11以降も、台湾の民衆の反原発運動に対する連帯と支持の運動を展開できなかったことを心よりお詫びいたします。

72歳の御年齢で無期限の断食をなさることは命をかけた闘いであると理解いたしました。教会で断食をされているとのこと。「林義雄さんの祈りが実現されますように」。また私たちは林義雄さんの御意志に学び、日本の再稼働反対運動とともに、台湾民衆との反原発に向けた国際連帯の闘いを進めることをここに誓います。





1 件のコメント:

  1. 台湾人留学生の陳威志(ダン、ウィジ)さんの投稿をネットで見つけました。
    Campaign for Nuclear-free Japanのサイトです。
    http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11830683381.html

    台湾で第四原発の廃止を訴えて林義雄氏が無期限ハンガーストライキ
    2014-04-23 01:34:33
    テーマ:原発輸出

    みなさま

    台湾人留学生の陳威志(ダン、ウィジ)です

    サービス貿易協定の是非をめぐる市民運動が一旦終了して、
    台湾社会はしばらく落ち着くだろうと思ったら、また大変なことが起きました。

    最後の良心的な政治家・社会運動家といわれる林義雄氏は今日から、
    「第四原発の廃止、原発ゼロの実現」を訴えて、無期限ハンガー・ストライキ
    を始まりました。

    台湾はまだ戒厳令が敷かれた1979年に、林義雄氏は「美麗島事件」に関与
    した罪で投獄されました。
    しかし、1980年2月28日、林の母親と双子の娘が家で殺害され、長女が重傷
    を負うという「林宅血案」が発生しました。この事件はいまだに解決されないが、台湾社会ではそれが国民党の仕業と認識されます。
    同時代に、政府に反対する人々は何人か暗殺されましたから。

    90年代に、林は第四原発の廃止を訴えて、台湾全島を徒歩で一周する運動
    を三度行いました。
    同時に社会運動の人材を育成ために「慈林教育基金会」を設立しました。
    僕は、2001年と2002年にそのファウンデーションの主催するキャンプを参加
    しました。

    73歳になった林は無期限ハンガー・ストライキを行うと知って、悲しくて悔しく
    て涙が止まりません。

    ちなみに、林の家族が殺害された日は、1947年に起きた国民党による台湾
    市民を虐殺した「228事件」と同じ、2月28日です。もう言葉はありません。
    抑圧されてきた台湾人にとって、反抗・組織・運動はわれわれの「宿命」かも
    しれません。
    「夜明け」になるまで!!!
    見守っていただれば幸いです。

    林義雄專文〈台灣不該有核四〉
    http://www.stormmediagroup.com/opencms/news/detail/02effd60-c917-11e3-896c-ef2804cba5a1/?uuid=02effd60-c917-11e3-896c-ef2804cba5a1

    映像:https://www.youtube.com/watch?v=oMmqCqU1UzI
    林の話「私は非常に恥ずかしく思います。長い間運動をやってきたにもかか
    わらず、権力者を感動させることができず。国民党は相変わらず、現在の台
    湾の住民そしてわれわれの子孫にとって、危険な第四原発を稼動させようと
    しています。」 


    ウィジ

    返信削除